今日も元気に太極拳の練習をしてきました。
先週体験見学に来てくれたKさんが入会されこれから一緒に練習をしていく仲間となりました。
Kさんよろしくお願いします!
さて、初めて太極拳をされる方というのは、始めのうちなかなか型を覚えられず不安を覚えるものです。
動作を真似して覚えるということに慣れていない方は特に「難しそう」と感じてしまうのですが、実はポイントを押さえれるとそんなに難しいことでなかったりします。
では、なぜ、難しそうに感じてしまうのか!?!?
それは、最初に着目するポイントが「ズレ」ているからなんです。
始めて太極拳の動作を真似しようとしたとき、
始めてその動作を見たときに受けた印象が強い部分、
そこが脳裏に残り、そこだけを真似してしまおうとする傾向があります。
でも、それはそのとき受けた「印象」であって正確に動作を把握しているわけでないんです。
では、真似すべきポイントは何かというと、その「印象」をうけた前の動きなんです。
例えは手を大きく動くかす動作が特徴的な型があるとして、それを見たときに「あー、あんなに大きく丸く動かすんだ太極拳ぽい!」と思ったとしたら、その手を動かす動作が印象としてのこり「そこだけ」を真似したくなるのですが、まず真似するのはその動作の前に動かしていたりする「足」だったりします。
そのあたりもちゃんと説明するのですが、人間の「印象」は怖いもので、どうしてもその強く印象に残ったところをだけを真似しようとするんです。
そうすると結果的に違う動作になってしまって「あれ??なんか違うな?」ってなってしまうわけです。
まずは、「印象」に残った動きの前の動作からしっかりやりましょう!
そして、もう一つは欲張らずに、一つ一つを正確に確実に覚えるということ。
一連の動作を10分割して、その1をだけを徹底的に繰り返す。
これが型を覚えるための早道になるんです。
太極拳は地味な動作の積み上げでできいますので、焦らずに少しずつやっていきましょう!
今日練習した「雲手」の一連の流れ


次回は「雲手」における気功的ポイントをお伝えする予定です!
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