梅雨に入りましたね。
ジメジメしていますが、元気にいきましょう!
ホースのような流れ
さて、今日は「流れを止めている」という話をしました。
太極拳や気功をしていると「小周天」といって「気(気が何であるかは置いておいて)」を体にめぐらすということをやっていきます。
ざっくりいうと東洋医学でいう経絡をちゃんと活用しようということになります。
これは、あくまで比喩ですが、経絡をホースのような通り道と想像して頂くと、肩こりや腰痛はこの通り道を阻害したした結果と言えます。
猫背やストレートネック、反り腰などの癖のある姿勢もこの通り道を阻害している姿勢になります。
あくまで比喩です。
イメージとしては圧迫されたホースはその圧迫されたところで水の通りが悪くなってしまいます。
体でも似たようなことが起きているとイメージしてください。
今までの生活の中で知らず知らずのうちに阻害してしまったものを解消していくのに適したものの一つが太極拳です。
とくに当会で行っている太極拳はこういった阻害を改善していくのに適した太極拳だとおすすめです来ます。
体の中の粗と密
同じような動きをしていても、その動きの”質”が違うことってあります。
どうしてそのような質の違いが出てくるのか?
それは、体の感覚が違うからです。
では、どうような感覚の違いかというと、
体の感覚・自分の体に対する感覚・感じ方に粗密があるということです。
体の感覚が密な人の動きというのは自然と丁寧でゆったりとつつ雄大で綺麗な動きなっていきます。
それに対して体の感覚が粗な人というのは動くが荒く雑な感じになってしまします。
密な人は、土踏まずから踵の端までのほんの数センチの間を細かく細かく細かく細かく感じることができます。
まるでこの数センチの中を数十センチ、数メートル移動するような感覚になります。
それに対して、粗な人は数センチある踵の距離を十分に使うことができません。
一塊になってしまっています。
今までそういうことを意識していないので仕方がないですが、練習をしていくとその感覚が徐々につかめてるようになっていきます。
逆に言うとそういうことを意識して練習していかないといけないとも言えます。
体の使い方はそもそもその人の「考え方」に左右されます。
自分のことをどう思っているのか、自分の体をどう考えているのかで大きく変わってききます。
このことを太極拳では「用意不用力」といいます。
「用意不用力」の解釈もいろいろあると思いますが、この「意」は「意識」であり「意志」であり「思考」を指しています。
「意」で体をコントロールしていくわけです。
この「意」はどこから生じるかということを考えてみると分かると思います。
今日はそんな話をした練習会でした。
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