太極拳で連動させるもの
太極拳を練習するときのポイントはいくつかあります。
教室で指導していても、ちょっと理解してもらうのに時間が掛かりそうだなと思われるものがいくつかあります。
その一つが「外三合」を合わせるというもの。
この外三合というのは、肩―胯、肘―膝、手首-足首のことです。
この3つの動きが合うようにします。
動きが合うようにするというのは、肩が動くときは連動して胯が動く。
胯が動いている時は肩も動く
肘が動く時は膝も動く
という感じです。

「肘が動く」「膝が動く」というと、肘や膝の曲げ伸ばしをイメージしますよね?
その時も連動するのですが、どちらというと「位置」の移動です。
例えでいうと。
膝が前に出ることがあったら、肘も前に出ている
という感じ。
順歩だともう少しわかりやすいかな?
順歩というのは右足が前に出ている時は右足も前に出ているような動き。
こういう動きの時は、肘と膝が連動して一緒に動くって少しイメージしやすいかと思います。
でも、実際は拗歩でもこの肘と膝の連動は起きているのですが、はじめの頃はイメージしにくいですね。
はじめは順歩で練習することをおすすめしています。